アンマン(2024年6月11日):ヨルダン日本友好協会(JJF)のマゼン・ダルワゼ会長が主導し、シファ・ズグール副会長が企画した、重要なブレーンストーミング・セッションが6月11日にヒクマで開催されました。本セッションでは、2025年大阪・関西万博におけるヨルダンの参加に向けて、民間セクターの関与を強化することが主題となりました。
このセッションでは、ヨルダンの民間セクターの主要関係者が集まり、日本との協力を強化するための方策について議論を交わしました。具体的には、日本との貿易・投資関係の拡大、万博パビリオンでヨルダン企業が自社の製品やサービスを紹介する機会の確保、日本企業とのパートナーシップの可能性の模索などが議題となりました。
本セッションの大きな成果の一つとして、民間セクターのためのアドバイザリー委員会の設立が挙げられます。この委員会は、2025年大阪・関西万博をはじめ、ヨルダンと日本のビジネス協力を促進するうえで主要な窓口となります。また、日本市場への進出を目指すヨルダン企業、ヨルダン市場への参入を希望する日本企業の双方に対し、指導や支援を提供する役割を担い、両国の企業が成功を収めるためのプラットフォームを提供します。
さらに、JJFがヨルダンと日本の経済関係を強化する上で果たしている重要な役割についても改めて確認されました。JJFは、両国の民間セクターにおけるビジネスや投資の架け橋として機能し、協力関係を促進するほか、両国の経済的結びつきをより強固にするうえで重要な役割を果たしています。