万博会場現地見学

 

アンマン(2024年6月20日~27日): 2025年大阪・関西万博に向けたヨルダンの参加に向けて、大きな一歩が踏み出されました。奈良県で開催された国際参加者会議(IPM)において、ヨルダン王国と万博協会の正式な契約が締結され、シファ・ズグール副総局長に正式に手渡されました。

 

 

契約締結後、ヨルダン代表団は万博会場の総合視察を実施し、ヨルダンパビリオンの建設・運営上の設計要件や、物流において考慮すべき事項を重点的に確認しました。

 

 

さらに、代表団は万博協会の各部門(物流、建設、通信、銀行、バーチャル万博、イベント管理)と有意義な会合を行いました。これらの会合を通じて、運営手順、物流要件、技術仕様に関する貴重な知見を得ることができ、ヨルダン代表団の現地での円滑な活動を支える基盤を整えることができました。

 

 

視察の重要な成果の一つとして、ヨルダンパビリオンの設置場所が正式に決定したことが挙げられます。これにより、設計・建設チームは本格的な開発に着手することができます。ヨルダンの魅力を世界に発信することのできる、独自的でインパクトの強いパビリオンの完成に向けて、着実に準備が進められています。